免疫力を高める乳酸菌の力

免疫力を高める乳酸菌の力

最近、疲れやすくなった、風邪をひきやすくなったと感じてはいませんか?
心当たりがある人は、免疫力が低下しているサインかもしれません。

 

 

■免疫力が高い人と低い人の違い

 

免疫ってよく見聞きするするけど、よくわからないと思っている人は多いのではないでしょうか。
一言でいうと、体の防御システムのことです

 

免疫システムは体の細胞を守るために、体外から侵入してきた細菌やウィルスなどを、まず自己なのか非自己なのかを見極めます。
自分の体ではない異物だと認識すると、免疫反応を刺激しNK細胞や貪食細胞等が異物を攻撃するのです。
こういった一連のシステムが正常に働いていれば、免疫力が高いと言えます

 

しかし、加齢やストレス、不規則な生活による睡眠不足、偏食や過食などによる食生活の乱れで免疫力は低下しやすくなります。
免疫力が低いと感じる人は、生活の見直しと、腸内に住んでいる善玉菌を増やすことが重要です。

 

 

■腸内細菌と乳酸菌の関係

 

私たちの腸内に住んでいる細菌は、主に3種類に分類されます。
一つ目は善玉菌で、抵抗力を高めたり、お腹の調子を整える有用菌です。テレビコマーシャルで見聞きするビフィズス菌やガセリ菌などがよく知られています

 

二つ目は悪玉菌です。病原性を持っていますが、腸内にいるだけでは発病しません。悪玉菌の代表格であるブドウ球菌、ウェルシュ菌などの特定の菌が増殖することでがんなどの病気を引き起こすことがあります。
三つ目が日和見菌で、その時の腸内環境によって良くも悪くもなることからこのように呼ばれています。善玉菌が多ければ良い働きをし、悪玉菌が多ければ悪さをするということです。

 

この善玉菌を増やすのに有効なのが乳酸菌で、乳糖やブドウ糖を分解する働きがあります。その時乳酸が発生し、さらにその乳酸から酢酸が作られ有害菌の増殖を防いでくれます
乳酸菌で知られるヨーグルトが少し酸っぱいのは、この作用があるからですね。

 

おかげで腸内環境が整い、消化吸収を助けたり、便秘を解消してくれるというわけです。
ひと仕事を終えて、死滅した乳酸菌は、退治した悪玉菌を引き連れて、排出するのですが、何ともけなげな話ですね。